鹿角には〜内(ない)という地名が多いですね。
毛馬内、柴内、谷内、玉内
これは北海道、北東北全域で言えることですが、アイヌ語の地名が由来です。
”ない”は小さい川や沢を表します。
例えば、 毛馬内=けま・ない=脚まで入る川
※参照 http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/24396/KJ00005088267.pdf
ちなみに十和田湖の十和田も、複数サイトを調べる限り、
十和田=と・わだ=とー(湖)・わたら(岩)から来ているようです。
西暦800年前後まではこの地はいわゆる蝦夷の勢力圏であり、その人たちが使用していた地名がそのまま残るのはごく自然なことなのでしょう。