令和3年4月より鹿角市議会議員の笹本真司です。活動情報を発信します!

<引用>もち時間の未使用、9時間半 鹿角市議会一般質問 に関して

こちら、きりたんぽFMのニュース。

ーーーーーーー抜粋ーーーーーー

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きりたんぽFM ニュース 一部抜粋

 

fm791.net

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議員が自身の質問持ち時間枠を使い切らなかった理由に関して、記事にあるように直接職員に伝えたほうが効率がいいのか、やる気の問題なのか、推測で話しても意味がないのでノーコメントです。

ただ、感じたことは2点。

・時間枠が余るのであれば、もっと質問をしたい議員さんに、議長の裁量等で質問時間を追加で認めるなど、時間枠を有効に利用できるようにするべきです。現在の持ち時間制が理にかなう状況は、例えばすべての議員さんの質問が毎回多すぎて、自由にしておくと議会が無制限に長引くことによるデメリットが大きいような場合で、一人あたりの”持ち時間の公平”という観点から合理的です。しかし現状はそうでないので、時間枠の制約により課題が見える化されないことによる市民の被る損失に目をむけるべきです。

 

・そもそも議会の意味はどこにあるのか?

総務省の資料(下記によると)

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地方議会は、地方公共団体の意思を決定する機能及び執行機関を監視する機能を担うものとして、同じく住 民から直接選挙された長(執行機関)と相互にけん制し合うことにより、地方自治の適切な運営を実現することと されている。https://www.soumu.go.jp/main_content/000677857.pdf

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確かに、市役所の職員に議員が直接伝えることで問題が解決するのであれば、そのほうが早いと思います。ただ、職員に伝えるだけで起動修正できる内容と、職員の一存では修正できないような内容があるはずです。また、根拠資料やその評価、業務実態の妥当性などは議会で問いただして、行政判断が公正に、市民の意見を反映し、疎かにならないように監視する必要があります。これは、民間企業で働いている一個人としての感覚です。

質問に登壇しないということは、相互けん制状態が作られていないという議会の本質に関わる

と思います。

 

しかし、選挙で選出されている議員はすなわち民意の代表です。

現職の議員に関しては4年間の評価が選挙という形で反映されるということですね。

再選されればそれが民意です。