本日11月29日、12月定例会(正確には令和3年第5回鹿角市議会定例会)が開会しました。
主なトピックを報告します。
◯会期の決定:11月29日〜12月17日で確定しました。鹿角市HPにも掲載されています。
◯市長行政報告:市長による業務報告 こちらに詳細が記載されております。→
◯決算特別委員会審査報告と認定採決→10月11日、12日に開催された決算特別委員会の審査内容の報告の上で、採決し決算は認定されました。参考:
令和2年度決算特別委員会の報告 - 笹本 真司@鹿角市議会議員 Sasamoto@Kazuno city, Akita
◯議案第68号〜71号(当日採決)→事務的変更で委員会での審議が不要とみなされる議案(68号〜70号)、コロナ対策など性格上執行を急ぐ議案(71号)のため、当日採決となり可決しました。
・議案第68号、69号、70号:秋田県人事委員会の勧告(ボーナスの0.10月分引き下げ)に伴い、それぞれ市議会議員、常勤特別職の職員(市長、教育委員長など)、一般職員の給与に関する条例の改正議案。
参考:令和3年 職員の給与等に関する報告及び勧告 | 美の国あきたネット
・議案第71号:一般会計補正予算のうち、
*子育て世帯への臨時特別給付事業(1.9億円):子供1人につき5万円の給付。財源は国庫補助金。
*福祉灯油購入費助成事業(2097.3万円):非課税世帯に対し灯油購入費として5000円給付。財源は財政調整基金(いざという時のための積立金)からの繰入。 【栗山議員による質問と市の回答】◯対象世帯は?→3900世帯 ◯今回の対象者以外への支援は?→現状は考えていないが、現在秋田県で運送事業者などへの支援策を検討しており、それも踏まえて考えていきたい。
◯議案第72号〜79号(説明、質疑)→委員会での審議に付託される議案について
下記の通りです。
議案第74号:産科医療保障制度の掛金が胎児1人あたり16000円から12000円に減額されることに伴う改正。なお、鹿角市内の妊婦さんの大半が利用すると思われる大館市立総合病院は産科医療補償制度に加入している病院ですので、出産時の支給額は42万円のままです。なお、産科医療補償制度加算対象でない出産の場合は現状の40万4000円→40万8000円(2022年〜)となります。
出産時の支給額=出産育児一時金+加算額(産科医療保障制度掛金分)
・改正前:【出産一時金】40万4,000円+加算額 1万6,000円=総額 42 万円
・改正後:出産一時金40万8,000円+加算額 1万2,000円=総額 42 万円
参考:産科医療補償制度
参考:出産育児一時金の支給額の見直しなどを盛り込んだ政令・省令等の改正を官報に公布 | 社会保険労務士PSRネットワーク
議案第75号:まちなかオフィス条例の一部改正については、1階商店街側にあるインキュベーションフロアをコワーキングスペースに改修整備することに伴うものです。
◯議案及び請願・陳情の付託 →各常任委員会での審議付託の決定
以下の通り