断続的に続いた大雨(特に8月12〜13日の早朝にかけて)に関して、報道にても詳細が記事になっていますが、、、
令和4年8月12日・13日発生の大雨に関する情報/鹿角市
【続報】住宅被害や道路の土砂流入など 大雨で鹿角市 │ 鹿角きりたんぽFM
昨日8月13日に笹本にて市内を回った状況を報告します。
色々見たり聞いたした内容は、一般質問や委員会での議論に活かしたいと思います。
私一人ではすぐにできることは正直かなり限られ、被災された方には非常に申し訳ない気持ちでしたが、防災マップと照らし合わせながら自分なりに見て回り、また、お話を聞いてきました。また、市外、県外に出られている方もこの記事を読まれているかと思いますので、一つの参考情報となればと思います。
それから、休日返上で深夜から各避難所開設、被害の状況把握、道路等の応急修理、上水道設備の管理など対応下さっている職員や関係者の方々、ありがとうございます。
市内全体的に被害が出ていて、全てをカバーできてはいませんが、私が直接見た範囲での被害規模が大きいと感じたのは下記の2つのエリアです。※15日(月)に市から被害状況の発表があるかと思います。
・花輪(警察署〜柴平エリア一帯):支流や水路のあふれ、堤の決壊等による住宅・田畑等の浸水・土砂災害
・尾去沢:崖崩れ、道路の陥没、斜面・坂道を下る水流による地盤等の破壊
<写真 花輪(警察署〜柴平エリア一帯)>
<写真 尾去沢>
ある尾去沢の高齢者でお宅が玄関の床下まで浸水した方は、深夜に「避難してください!」とスピーカー等で道から消防の方(おそらく消防団員?)に呼びかけられたものの、「道は川のように水が流れて、呼びかけている方の膝くらいまで水がかかる状況で、とてもではないが、外に逃げられなかった」とのことでした。
一連の大雨で、色々な体験をされた方からお話を聞く限り、避難所への移動するほうが逆に危険になる可能性が高い状況が実際に起こったようです。
究極的には個々人の判断になるわけですが、それと併せて地域の共助システム、避難指示等の連絡体制など、地域での議論を深めることも大切と感じました。