決算特別委員会が10月5,6日に開催され、令和三年度の決算が審査されました。私も、決算特別委員として出席しました。
<主な質問内容>
○財政調整基金が22億円ほど積み立てられているが、結果的に使用しなかった理由
→地方交付税(普通交付税、特別交付税)が予想よりも多く、前年度比約6.78億円(8.8%)の増であったところが大きい。
○パークホテル再開にあたって拠出された3億円の補助金のうちの7880万円ほどは、工事実績に基づいて令和3年度支払われたため、経営状況について質問しました。内容は下記、記事の通りです。
○また、これは要望・意見になりますが、「公共交通に支出している資金(1億2587万円余り)に関して、乗客が全くいないもしくは、ほとんどいないバスを見ることが多く、大館で行われているようなITを利用した取り組みや、車両の小型化など、同じ金額を出すならば、より有効性の高い手法を検討してほしい」という内容の発言をしました。メリット、デメリットがあるようですが、少しお金と労力をかけてでも、色々と新しいことを試行錯誤・改良していく組織文化をつくることが大切なのではないかなと感じています。
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<地域公共交通維持確保対策事業の主な内訳>
・生活バス路線運行費補助金:7900万円余り
・地域内フィーダー系統確保維持費補助金:490万円余り
・公共交通維持支援事業補助金:830万円
その他、各議員から活発な質問、意見があり昨年度よりも深く議論できたのではないかと思います。