現在の鹿角市議会の一般質問では、市側が答弁中に制限時間に達した場合、基本的にその場で打ち切りとなり、最後まで答弁を聞くことができません。後日、議員には発言予定だった部分の答弁書も提供はされますが。。。
議長にも議会終了直後に、「市の答弁に関しては時間が来ても最後まで喋ってもらえばいいのではないか」と意見したものの、「平等性の観点から基本的に制限時間で打ち切り」とのご返答でした。が、違和感を感じたので、実際に秋田県内の各市議会ではどのように運用しているか、主に各市の議会事務局に問い合わせてみました。その結果が上の表です。
その結果、、、
県内においては、ほぼ全ての自治体が一般質問の発言途中に制限時間に到達した場合、議員の発言は”その場で打ち切り”、市執行部の発言は「制限なし」もしくは答弁の終了をもって終了となっていました。
また、一般質問の本来の目的として、各市議会議員が市民の代表者として、市執行部に問いただすことにあります。議事進行が数分遅れるデメリットと、答弁を最後まで聞くことがメリットを天秤にかけた時、最後まで聞けることのほうが圧倒的に大きなメリットだと思います。
以上より、鹿角市議会においても、一般質問の発言途中に制限時間に達した場合は、
・議員発言:その場で打ち切り
・市の答弁:答弁後に打ち切り ※通常は数分以内で終わるはずですが、異常に答弁が長くなる場合の懸念があれば、「議長判断として概ね5分以内」と明記してもよいと思います。
とすることが望ましいと考えます。
次回の議会運営委員会に提案しようと考えています。
追記 7月21日)9月定例議会前の議会運営委員会で取り扱われる予定です。