令和3年4月より鹿角市議会議員の笹本真司です。活動情報を発信します!

一般質問中に制限時間に達した場合の運用方法が変更になりました(市の答弁は最後まで言い切る)

鹿角市議会慣例・申し合わせ事項が一部改正(8月26日の議会運営委員会で決定)され、市の答弁中に一般質問の制限時間が来た際には、その発言が終わった時点での打ち切りとなりました。9月定例会の一般質問から適用されます。

これまで、市の答弁中に一般質問の制限時間が来た場合、これまでは発言中でも議長により打ち切られ、言い切れなかった部分に関しては後日議員に通知という形になっていました。

しかし、一般質問は市の見解を問う議会の大切な権利の1つであり、また傍聴・試聴している市民やマスコミも、その場で最後まで答弁を聞けず、議員が後日受け取った内容を発信したり、マスコミが追加取材しない限り、言い切れなかった内容が表になかなか出てこない状況でした。答弁を言い切るために議事が数分伸びるデメリットと、その場にいるすべての方が最後まで答弁を聞くメリットを考えれば、最後まで言い切るべきと考え、議長や議会運営委員会に秋田県内の他市議会の調査結果も添えて働きかけていました。また、他にも多くの方から同じようなご意見がありました。これについての詳細は、6月にこちらの記事を書いています。

【秋田県内各市議会を調査しました】一般質問で発言中に制限時間に達場合の扱い方に対する私の考え - 笹本 真司@鹿角市議会議員 Sasamoto@Kazuno city, Akita

一般質問に関しては別途、現在議員1人あたり年間90分の持ち時間となっている運用を、秋田県内の他市議会と同水準の年4回の定例会ごとにそれぞれ議員1人あたり60分(年間計360分)とする案を、議会運営委員会に提案しています。

7/19 議会改革検討委員会[女性対象の語る会、一般質問時間の提案、改革検討委員会の全員参加方式提案(共同)] - 笹本 真司@鹿角市議会議員 Sasamoto@Kazuno city, Akita

議会運営委員会で決定し、議会事務局より通知の新旧対照表