令和6年度、7年度の2年間限定で、ツキノワグマを集落に誘引する原因の一つとなっている栗や柿の木の伐採に上限5万円で補助金が出ます。
詳細はこちらのリンクから確認ください。
すでに応募数が当初の予算枠を大幅に上回っている様ですが、都度、補正予算等で財源が確保される見通しのようです。
特に集落内の管理できていない栗や柿の木の伐採を検討ください。
土地の所有者が遠方にいる場合や、個々人での申請が難しかったり効率が悪い場合など、各地域で協力していただければスムーズかと思います。
これはあくまで素人目の意見ではありますが、この制度の効果で集落の柿の木や栗が大幅に減少すると、今後エサ不足が生じた際には、集落へのクマ出没が減少する一方で、イネや果樹といった農作物の被害が増大する可能性も考えられ、農地周囲への電気柵の設置などの短期的対応に加え、杉林伐採後の植林時にあえてクマの食料となるような木を一部植樹するなど長期的な視点からの対応も大切になるかもしれません。