令和3年4月より鹿角市議会議員の笹本真司です。活動情報を発信します!

行政手続きオンラインシステムの動作環境にWINDOWS限定が多い件

動作環境チェック結果

私は普段、Windowsではなく、macOSのパソコンを使っています。

後援会の政治資金収支報告書を提出する際に、オンライン申請ができると案内があったので、試してみたところmacOSは対応していませんでした。

政治資金関係申請・届出オンラインシステム

日本における、OSのシェアはWindowsが約70%、macOSが約15%のようです。

はやくmacもサービス提供時の標準動作環境にして欲しいです。

それにしても、動作環境の多様化はそんなに難しいものなのでしょうか。それとも、開発段階で複数OSでの動作を想定せず、Windowsに特化したシステムにしてしまったから、難しいのでしょうか。詳しい方いたら教えてください。

 

なお、この問題は、令和3年の第204回国会の質問でも指摘されているようです。

令和三年六月九日提出 質問第一七六号

行政手続のオンラインシステム化の推進等に関する質問主意書

答弁を見ると、各オンラインシステムの状況等に応じて、対応できるよう取り組んでまいりたいとのことで、現在までにどれほど改善されたのか承知していませんがコロナ対策の一環で進んだことを望みます)、まだ時間がかかりそうです。

衆議院議員丸山穂高君提出行政手続のオンラインシステム化の推進等に関する質問に対する答弁書

令和3年6月18日の答弁時点で、

国民が利用する行政手続のオンラインシステムのうち、

利用可能なOSをMicrosoft Windowsに限定しているもの

総務部資格審査システム、金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム、金融庁業務支援統合システム、総合無線局監理システム、登記・供託オンライン申請システム、財政融資資金電算機処理システム、政府借入金入札システム、医師等免許登録確認システム、医薬品医療機器申請・審査システム、科学的介護情報システム、統合型臨床研修プログラム検索サイト、一元的な輸出証明書発給システム、農林水産省電子入札システム、品種登録業務関連システム、化審法低生産量・少量新規化学物質申出システム、化審法届出書作成支援ソフト、鉱業原簿登録システム、産業標準策定システム、省エネ法・温対法電子報告システム、フロン法電子報告システム、空域使用計画管理機能、港湾整備事業支援統合情報システム、自動車登録検査業務電子情報処理システム、自動車保有関係手続のワンストップサービスシステム、電子契約システム(工事・業務)、電子入札システム、特殊車両通行許可システム、道路占用システム、放射線源登録管理システム、建設CALS及び中央調達システム

「利用可能なブラウザをInternet ExplorerMicrosoft Edgeに限定しているもの」

総務部資格審査システム、金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム、金融庁業務支援統合システム、総合無線局監理システム、登記・供託オンライン申請システム、財政融資資金電算機処理システム、政府借入金入札システム、医師等免許登録確認システム、科学的介護情報システム、統合型臨床研修プログラム検索サイト、一元的な輸出証明書発給システム、植物防疫所業務システム、農林水産省電子入札システム、品種登録業務関連システム、鉱業原簿登録システム、JCM登録簿、港湾整備事業支援統合情報システム、自動車登録検査業務電子情報処理システム、自動車保有関係手続のワンストップサービスシステム、電子契約システム(工事・業務)、電子入札システム、特殊車両通行許可システム、放射線源登録管理システム、建設CALS及び中央調達システム