令和3年4月より鹿角市議会議員の笹本真司です。活動情報を発信します!

6月議会一般質問の内容(笹本登壇予定@6月14日)

北鹿新聞 2022年6月7日 1面


6月の一般質問の予定です。

私は6月14日に登壇予定で、質問内容の概要は報道のとおりです。

・市の入札事務

①公判で明らかになっている業者内談合に対する対応(新聞報道や傍聴にて)

②電気工事の入札率の高さと、入札参加数が多くても入札書比較価格以下の価格を提示した業者が少ないことへの見解と対応

落札額1000万円以上の最近の電気工事(漏れはあるかもしれません)をピックアップしてみると、落札率が軒並み99%以上。入札が成立するためには、入札書比較価格以下である必要がありますが、例えば上から3番目の小学校の空調工事だと、6社参加して落札した1社しか入札書比較価格以下ではありませんでした。

最近の鹿角市入札結果のうち、1000万円以上の電気工事

③議会議決が必要な1.5億円以上の工事契約の際は、議案資料として入札調書の配布、口頭説明の際は落札率などの情報も盛り込むべきと考えるので市の考えを伺う。

現状は、入札結果資料は配布されず、質問をしないと入札情報が得られなかった。(調べた限り、数十年前からと思われる)

・・・その他3問、計6問。

 

・定期監査 (参考:令和3年度定期監査報告/鹿角市

①下記のとおり、令和3年度の監査報告書では前回指摘事項の改善が見られず、「職員として最も基本的な事項にもかかわらず、その成果が見受けられない」とある。市としてはどう認識し、どう対応しているのか?

令和3年度監査報告書より

その他、有効な監査報告書のあり方について2問。

 

・かづのパワーの経営

①県営水力や地熱発電所を確保するにしても、具体的な経営計画が必要。気持ち先行ではなくしっかりとした準備・計画が必要と考える。事業計画書を説明してほしいが市の考えを伺う。

東北電力より割高になっている金額は、予算上埋もれているので、来年度予算編成前と年度末のタイミングで提示するべきと考えるが見解を伺う。

③経営実態と実際の組織を一致させるために、鹿角市で出資率50%以上(現状49%)とし、市長が代表取締役となるべきと考えるが市の見解を伺う。