人口減少が止まらない中、食い止める政策の推進は必要ですが、日本全体で人口が減少している中、すぐに効果は上がるとは思えません。
では、いまある環境で何ができるか?を考えるべきです。
でも、細かく見ていくと人手不足の企業もあれば人余りの企業もあると思います。
さらに1つの企業でも1年を通してみれば、繁忙期は人手不足、閑散期は人余りが生じる所も多いはずです。
であれば、異業種間で必要なマンパワーを融通できるような仕組みを取り入れれば、人手不足の企業さんは助かりますし、人あまりの企業さんは働く場を提供でき、人件費も最小限に抑えられます。
働く人の立場からみても、人手不足の職場では労働環境改善や売上の拡大が、人あまりの職場では職員の収入確保やモチベーション向上が期待できます。
さらに異業種の人たちどうしの交流が生まれ、お互いに刺激しあったり、自分たちの会社をより客観的にみられたり、新たな発想が生まれる源泉になることも期待できます。
このように、今できることを考え、その解決法がこれまでの発想ではなし得なかった相乗効果も生まれる。1+1=2ではなく、5にも10にもしていく知恵が求められていると思います。