「鹿角広域行政組合で運営しているごみ焼却場で、発電ができるのではないか?」
というご意見を、いくつかお受けしておりましたので、調べてみました。
結論としては、「焼却場の規模が小さく現在の技術では発電設備の設置が難しい」ようです。
ただ、エネルギーを有効利用するという意味では、熱利用などが考えられます。
一般的には温水プール等の熱源が多いようですが、もっと良いアイデアがあるかもしれません。
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調べた限りでは以下のような根拠になります。
・平成31年度一般廃棄物処理実施計画によれば、
鹿角のごみ処理場での年間可燃ごみ処理量は約1万トン=約27t/日
https://www.city.kazuno.akita.jp/material/files/group/1/kokujiH31-29.pdf
・高効率ごみ発電施設整備マニュアル(環境省)によれば、
「70t/日程度未満の小規模施設においては、高効率発電は言うまでもなく発電設備そのものを設置することが困難な場合が多い」(6ページ参照)
https://www.env.go.jp/content/900534340.pdf
よって、そもそも焼却場の規模が小さく、設置自体が難しいということになります。
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