昨年9月に一般質問で求め、3月議会でも督促していた入札における基準づくりについて、今回も一般質問に盛り込みました。
この度、要綱が制定され、以下が明文化されています。
・同じ入札に参加する業者(相指名業者)どうしの下請けは原則禁止。
・一括下請負(いわゆる丸投げ)についても明確に禁止。
建設工事元請負・下請負関係適正化要綱の制定について(令和5年9月1日施行)/鹿角市
【質問】
相指名業者の下請け基準の策定状況に関して、昨年9月の一般質問では、望ましくない形態であると認識し、関係規定の整備を進めていくとの回答があった。
今年の3月議会では整理中とのことだったが、9カ月経った現在の進行状況は。
【市答弁】
相指名業者の下請け基準の策定についてはこのたび、「鹿角市建設工事元請負・下請負関係適正化要綱」の全部改正を行った。
要綱の中に、下請契約における制限規定を設け、望ましくない形態とされる相指名業者の下請契約については、原則、禁止とした。
また、建設工事を請け負った直接元請負人が下請負届を提出する際に、「下請契約確認書」の添付を義務付け、下請契約における禁止事項への抵触がないか、受注者と発注者の双方で点検する仕組みを設け、チェック体制を整備している。
改正後の要綱は9月1日から施行する。
市のホームページへの掲載や各種団体等への通知により、制度の周知を行いながら、元請負・下請負関係及び施工体制の適正化を図っていく。
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