【質問】
昨年市長の外部委託によって実施した、かづの観光物産公社に対する経理や仕入れ等の調査における報告書での指摘事項の改善について、チェック状況を伺う。
【鹿角市答弁】
令和3年度の決算資料において、損益計算書に固定資産除却損と前期損益修正損が計上 されたことや経理内容に不明な点があったことから、外部専門家による調査を実施。
調査の結果、
⚪︎決算の内容
決算処理に至った過程等の調査により、会計処理 に改善を要する点があるものの、決算額に問題はないことを確認。
⚪︎経営体制
・経理等の社内の管理体制が脆弱であり、その強化を図っていくこと
・仕入れ方法が非常に硬直的であり、その見直しを図っていく必要がある
ことが指摘された。
こうした指摘を踏まえ、昨年、税理士の変更に合わせて新たな会計システムを導入し、 伝票処理の適正化を図るとともに、経理部門の人員強化や経理規程の明文化、さらに定期 的に棚卸資産の台帳と突合を行うことで、会計処理の適正化と財務の健全性確保に向けて 取組みが進んでいる。
このほか、仕入れ方法の改善などを含め、経営方法の合理化と効率化により、適正で健全な運営がされるよう、引き続き市から指導・助言を行っていく。
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その他、追加質問を通して、定期的な改善状況の報告など、着実に前に進める体制づくりを要請しました。
一般質問後の市の対応
定例会見にて、上記内容について取り組んでいくことが、改めて表明されました。
今後も、改善に向けた推移を一般質問等の機会を利用して確認していきます。