秋田県庁の出張出前講座（ 令和５年度 あきた県庁出前講座 | 美の国あきたネット）を活用して、議会勉強会として「秋田県医療の目指す姿」と題して主に二次医療圏再編（８→３）についての説明がありました。
<言葉のおおまかな定義>
【一次医療】日常的な医療(自治体単位、クリニックなど)
【二次医療】救急や入院医療(地域単位、かづの厚生病院、大館市立病院など)
【三次医療】重度の治療や先進医療(秋田大学医学部附属病院など)
人口減少・高齢化や医師の働き方改革が進む中で、医療施設・機能、医療人材の適切な配置や連携体制についての構築について、医療側、患者側双方の状況を考えながら最適化する枠組みととらえました。
これによって、患者が自分の属する医療圏以外の病院を受診することは、妨げられるわけではなく、むしろ、自然に任せて統廃合などが進むとアンバランスが起きるので、しっかりとした枠組みで偏在しないように調整していこうという試みと感じました。
地域住民への説明会も開催されるようですが、県北地域では北秋田市での開催となり、遠方のため色々と参加が難しい方も多いかもしれません。
秋田県医療に係る住民説明会を開催します | 美の国あきたネット
前述の出張出前講座を利用し同様の内容の説明会も可能とのことです。
おそらく、より地域の皆様にとってより身近で関心のある分野は、医師確保対策ではないかと思います。
最近新聞で医師確保についての記事がありますが、こちらは地域医療対策協議会という枠組みでの議論とのことです。
こちらについては、出前講座の対象とはなっていないそうですが、県の担当者に協議資料のリンクを紹介していただきましたのでまずは共有します。
2023/10/25 北鹿新聞1面
