10:00~12:00頃まで産業建設委員会がありました。
・所管事項の説明(行政による報告)・・・今回の記事
・補正予算などの市から本定例会に出された付託案件の審査・・・今回の記事
・その他、産業建設に関係する案件の質疑など・・・2 of 3で記載
・午後から毛馬内市営住宅の建設現場視察・・・3 of 3で記載
下記資料を参照ください。
以下、ポイントに絞って報告します。
所管事項の説明
テレワーカー活躍促進事業の普及啓発セミナーに関して
【笹本議員】講習の実績を教えてほしい
【市の回答】百数十名受講のうち47名がテレワークとして定着実績ある。年齢層は20〜60代で分散している。簡単な入力作業のような業務が多いが、本格的な方も1名いらっしゃる。
【丸岡議員】受講日が平日の日中であるが、副業としてテレワーカーを考えている方もいるはずで、セミナー内容のWeb公開など考えるべきではないか?
【市の回答】育休者など、日中に時間がある方をターゲットとして開催日時を設定しているが、Web公開なども考えたい。
付託事件の審査
議案第62号 鹿角市景観条例の制定について
・大湯環状列石周辺は景観計画における重点地域に指定
・鹿角市景観審議会の具体的な構成は、建築・農業・商工会・環境・文化財の分野から推薦者を募る予定
【7款商工費】
・1項2目0220 産業人材育成支援事業費補助金(詳細 産業人材育成支援事業補助金/鹿角市)
高度な技能資格取得等への補助金。件数は23件で昨年と同じ水準。最終的に45件ほどを見込むが、1件あたりの単価が上がっているために追加補正。
・2項2目0732 大湯環状列石JOMON体感促進事業(詳細 令和3年7月12日の記者会見/鹿角市)
・進捗:8月に土器レプリカ製作。土器付着物の分析も行い食の祭を再現予定。コロナがあり有識者が現地に来れない状況だが、リモート会議等で進んでいる。9020万円の予算がつく映像製作はこの次の段階になる。当初3年の計画を文化庁の要請で1年間に短縮しており、映像製作が今年度中完了が難しい場合は、文化庁と協議の上で翌年度への繰越もありうる。
・縄文服製作委託料(44万円):できた衣服は観光客等に貸し出して体験・楽しんでもらう
・仮設建物等借上料(800万円):モバイルハウス。体験作業などを行うために仮設で設置。景観に配慮し、デザイン性の高い建物として隈研吾氏デザインの住箱(じゅうばこ)を利用予定。→調べてみると、宿泊施設としても使われていました。おしゃれで、広々と使えそうだなと思います。ただ個人的には800万円もかけなくても、もっと安くてそれなりにデザイン性のあるものを利用できないかなと思いますが、みなさんどうでしょう?(※800万円にはレンタル費以外にも移動・設置・内装費等あると思います)
例えば、こんな感じ↓のコンテナハウスを購入して、本来の目的として使い終わったら売店や食事提供スペースとして活用するとか。新しく建物を建築するより安上がりだし、移動できるし幅がひろがらないかな〜なんて。(実務職員の方はもっと深く考えていらっしゃると思うので、あくまで発想として)
よくわからない用語はこちらを参照→用語事典 | 水道部の財政 | 水道事業について | 今治市水道部
・コロナ禍の影響(令和2年度はすべての期間がコロナ禍)
給水量:有収水量は0.8%減だが、給水人口も1.35%減少しているので、顕著な変化なし。(あえて上げれば小中学校でプール水の需要が大幅減少)
滞納率:前年度と比べても滞納率の増加は見られない
ちなみに、収水率(69.4%)は基本的に高いほど効率的に利用されていると捉えられると思いますが、鹿角市の収水率は秋田県の自治体中でも低い方のようです。人口の割に市域が広いことも影響しているかと思います。
・米生産低コスト技術等導入支援事業費補助金:感染対策やIT等によるスマート農業化を支援。2分の1の補助で、10件の利用あり。4件は収量コンバインの導入とのことです。すごく高機能で、詳細はこちら↓
・事業継続支援金:内容は報道の通りです。10月4日から支給を開始できる見込みとのことです。
公式にはこちらに掲載されるかと思います。
こちらが、産業建設委員会に関する北鹿新聞の記事です。私は写真の一番右奥です。