アフターコロナでインバウンドも戻り始めているなか、地域活性化の1つの手法は、民泊や1棟貸し(空スペース・空家の有効活用と地域人流・交流増加)ではないかなと感じており、お隣の八幡平DMOのセミナーを受講しました。詳細はこちら→2023新春講演会「持続可能な観光まちづくり」開催 – 株式会社八幡平DMO
<内容>
・アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル)の考え方紹介
【公式】アルベルゴ・ディフーゾインターナショナル極東支部(日本・アジア公式認証機関)
※八幡平市の温泉郷エリアもスタートアップ地区になったそうです。
・蔵王福祉の森構想の実践例
蔵王町においては、主に空き別荘の活用を通した地域づくりという例ではありましたが、
空き物件の貸出しコンセプトとしては、物件の運営管理を1社が一体的に行うことで、観光、リモートワーク、さまざまな市外からいらっしゃる方にとって魅力的で利用しやすく、かつ地域に交流とお金が回る仕組みでした。
首都圏や仙台から割合近い立地性もありますが、現状8〜9割の稼働率のようです。
地域ごとの事情が違うので、そのまま当てはめることはできませんが、しっかりとした理念をかかげ、賛同者を集め、さまざまな関係者が地域づくりに一緒に取り組んで、一緒に発展を享受する循環は非常に重要なプロセスであると感じました。
今回の講座では主要な議論ではありませんでしたが、民泊も一般的な宿泊施設と比べて初期投資や維持費が少なく、オーナーの独自色を出せますし、今は国内だとじゃらんや楽天、海外だとBooking.comといったオンライン予約、決済サイトが充実しているので、世界中からアクセス可能な環境です。
個人的な挑戦としても始めやすいのかなと思います。
道の駅の直売所もそうですが、いろいろな場所に挑戦しやすい環境や、成功事例が溢れると、市民お一人お一人の気持ちも前向きになってくるのではと思います。