令和3年4月より鹿角市議会議員の笹本真司です。活動情報を発信します!

7/25 議会改革検討委員会(議員定数・議員報酬ほか)

議会改革検討委員会での案件は以下でした。

私は委員の一人です。

以下、赤字で笹本の主な発言を記載します。

○検討課題について・・・議長からの諮問案件

1 議員定数について

【事務局の準備資料】全国、北東北3県の同規模自治体との議員定数比較資料(人口あたり、面積あたりなど)→鹿角市はほぼ平均的水準

提示された資料と、各議員の肌感覚だけで判断するのは、情報が十分ではないのではないか?

例えば市民にアンケートを実施するなど、様々な要素を加味した議論とすべき。

仮にアンケートを実施するなら回答者の偏りや回答率、集めたい情報をしっかり検討する必要がある。

定数についての率直な意見を質問するという方法もあるが、「市議会議員に対してどういう役割を求めるか」など、定性的な意見も参考になるのではないか。

他の自治体で議員定数の議論をした際に、今回事務局から提示された資料以外に参考となる資料や、論点がないか、議会事務局に調査をお願いしたい。(議会事務局の役割として資料等の調査業務があります)

2 議員報酬について

【事務局の準備資料】秋田県自治体の議員報酬比較資料→ほぼ鹿角市は平均的水準

本質的には、議員1人あたりが毎月利用できる金額であるので、政務活動費も加味した比較が妥当と考える。

様々な立場、境遇の市民の声を代弁できるように、若い人も立候補しやすい環境を整備することは大切。

【参考】笹本投稿の政務活動費・報酬に関連する内容の記事

 

○新規検討項目の提案について・・・兎澤議員からの提案

1 議員間の討議の場の設置(住民の代表としての機関にする)

賛成:形式は検討するとして、議員全体で実施して課題等を共有すべき。

2 閉会中審査事件の検討(具体性のある審査事件への変更)

仮に委員会の管轄範囲の内容で、職員が委員会ですぐに回答できないことがあるのであれば、回避するために事前に通告しておくと良い。

3 予算特別委員会の設置

賛成: 予算と決算を一気通貫でみることが大切。

予算決算特別委員会とするか、別個にするにしてもメンバーは同じとすべき。

北鹿新聞2023年7月26日 1面